【MLB】大谷翔平獲得へ名門ヤンキースも虎視眈々「ジャッジとの恐るべきコンビが誕生する」と米メディア | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平獲得へ名門ヤンキースも虎視眈々「ジャッジとの恐るべきコンビが誕生する」と米メディア

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【MLB】大谷翔平獲得へ名門ヤンキースも虎視眈々「ジャッジとの恐るべきコンビが誕生する」と米メディア
  • 【MLB】大谷翔平獲得へ名門ヤンキースも虎視眈々「ジャッジとの恐るべきコンビが誕生する」と米メディア

米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が5日(日本時間6日)、フリーエージェント(FA)市場に関する記事を公開。大谷翔平の移籍先候補としてロサンゼルス・ドジャースを本命視しつつ、争奪戦においてライバルとなる球団名を明かした。名門ニューヨーク・ヤンキースも獲得をあきらめていない模様だ。

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■鈴木誠也所属のカブスがダークホースか

ナイチンゲール記者は7日(同8日)から始まるGM会議に合わせて記事を公開。球団幹部や選手代理人などが集まる同会議において「話題の中心はオオタニになる」と記した。その上で、大谷の新天地については「ドジャースが本命」と断言。しかし、エース右腕マーカス・ストローマンのオプトアウト(契約破棄)やジェイソン・ヘイワードとの契約満了などにより、およそ4300万ドル(約64億円)の資金が浮くことになったシカゴ・カブスもダークホースと指摘した。

また、新編成本部長にクレイグ・ブレスロウ氏が就任したボストン・レッドソックスも移籍先の有力候補とした。そのほか「ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズ、サンディエゴ・パドレス、テキサス・レンジャーズはいずれも猛烈に売り込みをするだろう」と予測した。

■カナダに連れてくるために小切手を

同記者の予想を受けて、米複数メディアも反応。米スポーツサイト『Fan Nation』は「ヤンキースは以前にもオオタニ獲得へ向けて動いた経験があるし、再び手を挙げてもおかしくない。今回サプライズ的な動きを見せるかもしれない」とし、名門が争奪戦に加わる可能性に言及した。

チームは今季82勝に終わったものの、ロースターには主砲アーロン・ジャッジやエースのゲリット・コールをはじめタレントが揃っている。しかし、同サイトは「今オフにおいては少なくとも1人の新しい打者が必要」と説明し、大谷を獲得すれば「ジャッジとの恐るべきコンビが誕生し、来季からすぐにポストシーズン進出争いに戻れる」と期待した。

また、『Yahoo Sports Canada』も地元ブルージェイズが候補に挙がったことに注目。「マット・チャップマン、ケビン・キアマイヤー、ジョーダン・ヒックス、ウィット・メリーフィールドらがFAになったため、年俸総額はかなり浮くことになる」とチーム事情を解説。球団は今季、MLB全体で9番目の年俸総額を払っており、来季もこのあたりで収めたいと思っているようだが、記事は「オオタニのような選手を獲得するチャンスは滅多にない。国境を越えて彼を連れて来るために、オーナーは必要な小切手に喜んでサインする可能性がある」とした。

名門ヤンキースでジャッジと共闘するのか、21年に本塁打王を争ったブラディミール・ゲレーロJr.とトロントでコンビを組むのか。あるいは、本命ドジャースに落ち着くのか。現地7日から始まるGM会議でFA市場の流れが見えて来るかもしれない。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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