【MLB】水原一平容疑者との“決別”は「大谷翔平にとって最高の出来事」 ド軍指揮官「全部自分でやる。同僚とは1対1で会話」と成長喜ぶ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】水原一平容疑者との“決別”は「大谷翔平にとって最高の出来事」 ド軍指揮官「全部自分でやる。同僚とは1対1で会話」と成長喜ぶ

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【MLB】水原一平容疑者との“決別”は「大谷翔平にとって最高の出来事」 ド軍指揮官「全部自分でやる。同僚とは1対1で会話」と成長喜ぶ
  • 【MLB】水原一平容疑者との“決別”は「大谷翔平にとって最高の出来事」 ド軍指揮官「全部自分でやる。同僚とは1対1で会話」と成長喜ぶ

ドジャース大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地でのマーリンズ戦に「2番DH」で先発出場し、4打数無安打に終わった。今季初の2試合連続のノーヒットとなり、打率は.355となった。この日は元通訳・水原一平容疑者の司法取引成立が伝えられたが、デーブ・ロバーツ監督は「水原容疑者がチームから去ったことは、大谷にとって最高の出来事」と話した。

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■「彼の英語は素晴らしい」と太鼓判

この日の試合中、「水原容疑者が容疑を認め、司法取引が成立した」というニュースが一斉に報じられた。試合後、この件について見解を求められたロバーツ監督は「通訳のことは本当に知らなかったのでコメントできない」とした上で、「これで一段落ついた。前に進めると思う」と述べたという。

同監督は7日(同8日)に配信されたポッドキャスト番組「スタークビル」内でも、同容疑者の問題が大谷に与えた影響について言及。「これはショウヘイにとって、これまでで最高の出来事」と言い放ち、その真意を語った。

「問題が整理されて、彼(水原容疑者)がチームから去ると、ショウヘイは全部自分でやらなければいけなくなった。これは、彼にとって最高の出来事だった。本当にそう思うよ。もう大谷とチームメートとの間に(水原容疑者という)“緩衝材”は存在しないんだからね。コーチやフロントオフィスとの間にも緩衝材はない。だから、ショウヘイは1対1で話をしなければならなくなった」と説明。続けて「ショウヘイはスカウティングレポートやミーティングでも存在感を発揮している。彼の英語は素晴らしいよ。明らかに誰もが好意を抱いている。彼のプレーには、そういう皆の思いが反映されているようだ」とした。

そして「彼は初めて自分で車を運転して球場まで来ている。私たちにとっては当然の行動だが、彼にとっては大きな一歩だと思う。素晴らしいステップだよ」と話し、満足気だった。

■「チームメートとより親密になった」

大谷はスキャンダルをものともせず、週間MVPを受賞するなど好調をキープ。むしろ、水原容疑者と離れたことが、プレー面に良い影響を与えているようにさえ見える。

ロバーツ監督の発言を受けて、ドジャース専門メディア『ドジャース・ネーション』は「ミズハラに裏切られ、何百万ドルも失い、大規模なギャンブルスキャンダルの渦中に置かれたオオタニにとって“最高の出来事”になるなんて、確かに考えにくい。しかし、ポジティブに捉えると、この悪夢のような状況の中でもオオタニは成長し、チームメートとより親密になることができたようだ」と指摘した。

通訳兼マネジャー的な存在が去ったことで、大谷とチームメートの間にあった“壁”も消滅。これにより、大谷がさらに成長する可能性もありそうだ。

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